なぜSKOWに入ってたのか、そしてこのSKOW という団体に入ってよかったこと私がSKOW に入ったのは3年生の10月頃です。
実はまだ、正式に入団する前にSKOWのメンバーに熱海に誘ってもらったことがこの団体に入るきっかけになりました。ミーティングやスポーツイベントといったものに参加はさせてもらっていたことももちろん一つの理由です。
スポーツイベントは最初から司会をやらせてもらいうれしかったのですが、まあ動揺しましました(笑)
SKOW のイベントの良さは初めての人が一人で参加しても楽しめるところだと、この時参加して感じたのを覚えています。
また、入る最大のきっかけについて話させてもらうと熱海でのある出来事です。
熱海に行った時にみんなでバーベキューをしながら話していたんですけれども突然、SKOWのメンバーの皆さんが泣き始めたんですね。僕は話について行けず空を見上げていたんですが笑 でも、その時僕はなんか安心したんです。というのもこの人たちは情に厚い人たちなんだなということが分かったからです。みんながどういう話をしていたかと言えばSKOW に入ってからの思い出話だったんですけれども、その過程でみんなが感極まって泣いていました。
自分達の過去の話を振り返りながら泣けるっていうのはそれだけでその当時、本気で生きていた証拠だと思うんです。
だから、このSKOW のメンバーは本気で頑張れる人たちだし、感受性も豊か。つまり、情に厚い人たちだというのがすぐさま分かる出来事なんです。
イベントなどで、困っている参加者或いは困っているメンバーがいたとします。凄いのはその人たちが何も言わなくてもSKOW の人たちはその人たちのために自分のことのように行動できるところです。
「自分のことのように他人の行動できる」人というのはそうそういない。
でも、SKOW の人たちはそれを当たり前のようにやる、簡単に言えば温かい心を持っているということだと思います。素晴らしい利他精神を持っていて、それを即行動に移すことができるメンバーを僕は尊敬しています。SKOWに入ったおかげでこんなに素晴らしい人達と出逢えたんです。
SKOWに入る前、僕は漠然と人間の悪い部分に本質があるのではないかと感じていたんですね。
それは僕が読んできた歴史書とか哲学書が大きく関係していると思います。
例えば、マキャヴェッリは『君主論』の中で「愛されるより怖がられた方がいい」なんて恐ろしいことを言っている訳ですしホッブスの『リヴァイアサン』には「争いが人間の本質」と書いてあるんですね。また、フランスのモラリストであるラ・ロシュフコーの思想なんて性悪説以外の何ものでもありません。(笑)他にも、マーク・トウェインやパスカル、あの有名なニーチェもそうです。東洋だったら荀子、韓非子なんかも性悪説。
だからこれらの本を読んでいた僕はとても性善説を信じられくなってしまった笑
しかし、SKOWに入って価値観を変えられました。
それはSKOWのメンバーに出会って常にその優しさに触れることがてきたおかげだと本気でそう思います。
価値観が変わるというとなんか胡散臭くなりますが本当のことなのです。今では間違いなく「人間って良いものなんだな」って断言できます。人の心の温かさに触れられる。そして尊敬できる仲間に出会える。
この点がまさにSKOW に入って良かった点だと思います。
学生団体 SKOW
平川仁